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この夏に圧倒的な読解力を身につけましょう!
国語力はなぜ必要なのか??
1. 読解力は全教科の基盤になる(OECD PISA調査)
出典:
OECD (2019). PISA 2018 Results (Volume I). OECD Publishing.
https://www.oecd.org/publications/pisa-2018-results-volume-i-5f07c754-en.htm
▶ 根拠
- OECDが実施したPISA調査では、読解力(Reading Literacy)の得点と数学・科学の得点に非常に高い相関(相関係数 約0.80)が見られました。
- 読解力が上位層に位置する生徒は、他教科の成績も平均で100点以上高い傾向があります。
- 報告書では「読解は学力の中心的スキルであり、学習全般のパフォーマンスを支える」と明記されています。
この調査から、母語の読解能力が全教科理解の中核であることが統計的に証明されています。
2. 読解・記述の力が不足すると学力に大きな差が生じる
出典:
国立教育政策研究所 (2016) 「平成27年度全国学力・学習状況調査報告書」
https://www.nier.go.jp/17chousakekkahoukoku/
▶ 根拠
- 小学校国語の記述問題の正答率が低かった児童は、中学校でも数学や理科の平均得点が最大30ポイント以上低下する傾向が確認されました。
- 報告では、記述や要約を通じた「思考力・表現力・判断力」の育成が極めて重要とされており、これらは他教科にも波及します。
つまり、国語の力が乏しい場合、学年が進むごとに学力差が拡大しやすいことが実証されています。
🌿 3. 小学校時代に語彙・文章理解が急成長する
出典:
国立国語研究所 (2005) 「現代日本語書き言葉均衡コーパスに基づく語彙習得の発達的研究」
(参考: BCCWJコーパス)
▶ 根拠
- 調査によれば、語彙数の増加は小学校中学年から高学年にかけて最も著しい伸びを示します。
- この時期に獲得する語彙が、その後の抽象的な概念理解や論理的思考の基礎となります。
このため、小学生期の国語力育成が思考の発達に直結することが確かめられています。
4. 読解力と認知機能の関連性
出典:
Gathercole, S. E., & Alloway, T. P. (2008). Working Memory and Learning. Sage Publications.
▶ 根拠
- 読解はワーキングメモリ(短期的な保持と操作能力)を多用する活動です。
- 小学生段階で文章を正確に理解し、要点をまとめる練習が、思考力・学習効率を向上させると示されています。
これにより、国語教育は認知機能の発達を後押しするという科学的根拠があります。
この夏から読解力を鍛えましょう!
