勉強や部活、習い事など、うまくいかないときには「やる気が出ない」「どうせムリ」と感じてしまうのは、ごく普通のことです。しかし、この考え方のままでは、成績もモチベーションもなかなか上がりません。
今回はこの「できないからやる気が出ない」というループから抜け出すための考え方と、実践的なアドバイスをご紹介します。
◆ なぜ「やる気が出ない」のか?
「やる気が出ない」の原因は、多くの場合「できる見通しが立たないこと」にあります。
たとえば:
- 英単語を覚えようとしても、すぐに忘れてしまう
- 数学の問題が、どこから手をつければいいか分からない
- テスト勉強を始めても、結果が出る気がしない
このようなとき、「どうせやってもムダ」と思ってしまうのは当然です。しかし、**ここで必要なのは“やる気を待つこと”ではなく、“小さな成功をつくること”**なのです。
◆ 「やる気」は後からついてくる
心理学でも、「やる気 → 行動」の順番よりも、「行動 → 成果 → やる気」の順番の方が現実的だとされています。
つまり、やる気がないときでもまずは動いてみることが大切。
たとえば:
- 英単語を10個だけ覚える
- 数学の公式を1つだけ確認する
- ノートを開くだけでもOK
「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、この小さな一歩が「できた!」という感覚を生み、少しずつ「やる気」が後からついてくるのです。
◆ 実践アドバイス:やる気がないときの行動リスト
- タイマーを使って5分だけやる
- 「5分だけ」と決めると、心理的ハードルが下がります。
- やることを細かく分ける
- 例:「数学の問題集を解く」→「問題1だけやる」
- できたことを目に見える形で記録する
- チェックリストや学習ログをつけることで達成感を得られます。
- 「できたこと」を他人に話す
- 家族や先生に話すことで、自分の進歩を実感できます。
◆ まとめ:「やる気」は“待つ”ものではなく“作る”もの
「できないからやる気が起こらない」と感じたときこそ、チャンスです。そこから一歩を踏み出せるかどうかで、大きな差が生まれます。
やる気は魔法のように降ってくるものではなく、行動することで少しずつ生まれるもの。まずは「ほんの少し」動いてみましょう。やがて、「できるかも」という自信が、「もっとやってみよう」という気持ちに変わっていきます。
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