学園前の皆さん!こんにちは!
高木塾学園前校の馬場です!子供を叱ってもなかなか勉強しない、そう悩まれるご家庭も多いものです。
今回は学問に基づき解決方法をご紹介いたします!
子どもと「対等に接する」ことの大切さ
~アドラー心理学に学ぶ親子の学び支援~
学習に悩むお子さんを支えるために、私たち大人ができることは「教え込む」ことではなく、「一人の人間として尊重し、勇気づけること」です。
心理学者アルフレッド・アドラーは、「子どもは人生のパートナーであり、その気持ちは大人と同じように大切にされるべきだ」と述べています(『子どもの教育』1930年)。
アドラー心理学では、
✅ 対等な関係
✅ 勇気づけ
が子どもの自信と意欲を育てる土台と考えられています。
🍀 対等に接するとは?
「親が上・子が下」ではなく、お互いの考えを尊重し、相談しながら進めることです。
命令や評価ではなく、「一緒に考えよう」という姿勢が大切です。
🍀 勇気づけとは?
結果だけを見ず、挑戦や努力そのものを認める声かけです。
例:
- 「この問題に取り組んだんだね」
- 「昨日より5分長く机に向かえたね」
小さな進歩を一緒に喜ぶことで、「やってみよう」という気持ちが育ちます。
🍀 こんな声かけを意識してみましょう
❌「早く勉強しなさい」
➡️ ⭕「今日はどこからやると進めやすい?」
❌「なんでこんな点数なの」
➡️ ⭕「この問題、どこが難しかった?」
学びは子どもの課題であり、親は支援者・伴走者です。
一緒に悩み、一緒に考え、一歩ずつ進むことで、お子さんは「自分はできる」と感じられるようになります。
この考え方はアドラー心理学の専門書や厚生労働省の子育て支援ガイドなど、信頼できる資料に基づいています。
📗 参考文献(確認済み一次情報)
- アルフレッド・アドラー『子どもの教育』
- ルドルフ・ドレイカース『子どもを伸ばす親の知恵』
- Bettner & Lew『Raising Kids Who Can』
- 厚生労働省「子育て支援ガイド」(2016年)