高3になって初めて気づく「英単語」と「文構造」の重要性|偏差値50〜57の高校に通う方は要注意

「高校1年生、2年生の頃は、英語はなんとなくテスト前に勉強していました」

「単語帳も学校から配られていたけれど、本気で覚えてはいませんでした」

「文法問題は解けるけれど、長文になると急に読めません」

高木塾で大学受験を考えている高校生を見ていると、高校3年生になってから初めて「英単語と文構造がものすごく大切だった」と気づく生徒が少なくありません。

特に今回の記事を読んでいただきたいのが、偏差値50〜57前後の高校に通い、産近甲龍・関関同立・国公立大学などを目指している高校生です。

実はこの層の生徒ほど、高1・高2の英語学習が大学受験で大きな差になります。

学校の英語についていけている=大学受験英語ができる、ではない

偏差値50〜57前後の高校では、学校の授業をきちんと受け、定期テスト前に勉強すれば、ある程度の点数を取れる生徒も多いと思います。

しかし、ここに大きな落とし穴があります。

「学校の英語についていけている」ことと、「大学入試の英文を読める」ことは別物です。

定期テストでは、

・出題される英文が分かっている
・試験範囲が決まっている
・授業で扱った文章が出題される
・覚えてしまえば点数になる問題もある

というケースがあります。

ところが、大学入試では当然、初めて見る英文をその場で読まなければなりません。

ここで必要になるのが、

①英単語力
②英文法
③文構造を正確に把握する力

です。

高3になって「単語をやっておけばよかった」と気づく

大学受験の英語で、最も避けたいのが、

「英文の意味が分からない原因の大部分が単語不足」

という状態です。

高3になって長文演習を始めても、

「この単語なんやったっけ?」

「見たことはあるけど意味が出てこない」

「単語が分からなさすぎて文章の内容が入ってこない」

この状態では、長文演習以前の問題になってしまいます。

英単語は、一週間や一か月で完成するものではありません。

この繰り返しによって少しずつ定着していきます。

だからこそ、高1・高2のうちから毎日少しずつ積み重ねた生徒が圧倒的に有利になります。

高3の夏になって、

「単語をもっとやっておけばよかった」

と気づいても、その時には英文法、英文解釈、長文、過去問にも時間を使わなければなりません。

受験勉強で怖いのは、難しい問題ではありません。

基礎に戻る時間がなくなることです。

もう一つ、高3になって気づく「文構造」の重要性

そして、英単語と同じくらい重要なのが文構造を把握する力です。

例えば、

「単語の意味はほとんど分かるのに、この英文が訳せない」

という経験はないでしょうか。

これは単語力ではなく、英文の構造を捉えられていない可能性があります。

大学入試の英文では、一文が長くなります。

関係詞、分詞、不定詞、接続詞、同格、挿入、倒置など、さまざまな文法事項が一つの英文の中に組み込まれます。

そのとき必要になるのが、

「どれが主語で、どれが動詞なのか」
「どこまでが修飾語なのか」
「このto不定詞は何を説明しているのか」
「このthatは何なのか」
「このwhichの先行詞は何なのか」

といったことを判断する力です。

文法問題で「関係代名詞はwhich」と答えられるだけでは足りません。

実際の長文の中で文法知識を使えること。

これが大学受験では非常に重要になります。

「なんとなく読める」が一番危ない

偏差値50〜57前後の高校生を指導していて特に注意したいのが、

「なんとなく読めています」

という状態です。

簡単な英文なら、それでも意味を推測できます。

しかし、大学入試レベルになって一文が長くなると、「なんとなく」では処理できなくなります。

単語をつなげて、

「たぶんこんな意味かな」

と訳していると、文章が難しくなった瞬間に読み方が崩れます。

高木塾では、英文を読むときに、

「なぜその訳になるのか」

を非常に大切にしています。

SVOCを振ること自体が目的ではありません。

大切なのは、英文の構造を理解した結果として、正しい意味を取れることです。

偏差値50〜57の高校生こそ、高1・高2が重要

もちろん高校3年生からでも英語力を伸ばすことはできます。

ただ、関関同立や国公立大学などを目指すのであれば、高3になってから

「単語を覚えます」

「中学英文法から復習します」

「SVOCから勉強します」

では、やらなければならないことが多すぎます。

だからこそ、高1・高2の段階では派手なことをする必要はありません。

英単語を毎日覚える。
英文法を理解する。
一文を正確に読む練習をする。

まずはこの3つです。

一見すると地味です。

しかし、この積み重ねが高3になったとき、

「長文演習・過去問演習に時間を使える生徒」

と、

「単語・文法からやり直さなければならない生徒」

の差になります。

長文問題集を解くだけでは、長文は読めるようにならない

「英語が苦手だから長文問題集をやろう」

これは半分正解ですが、半分危険です。

英文が読めない原因が、

・単語不足なのか
・文法不足なのか
・文構造を取れないことなのか
・読むスピードなのか

を確認しなければなりません。

例えば文構造が分かっていない生徒が長文を大量に解いても、「なんとなく読む練習」を繰り返してしまう可能性があります。

問題をたくさん解く前に、正しく読む方法を身につける。

高木塾ではここを大切にしています。

高3になったときに「やっておいてよかった」と思える英語学習を

大学受験が近づけば近づくほど、時間の価値は高くなります。

高3の夏に英単語に追われるのか。

それとも英単語はある程度完成していて、志望大学の長文や過去問に時間を使えるのか。

この差は非常に大きいです。

そして、その差を作るのは、高3になってからの勉強だけではありません。

高1・高2で何を積み重ねたかです。

特に偏差値50〜57前後の高校に通っていて、

「学校ではそれほど困っていない」

「定期テストはそれなりに取れている」

「でも模試になると英語が取れない」

という高校生は、一度自分の英語力を確認してみてください。

英単語は本当に定着していますか?

初めて見る英文でも、主語・動詞・修飾関係を説明できますか?

「なんとなく」ではなく、根拠を持って英文を読めていますか?

大学受験の英語は、突然できるようになる科目ではありません。

だからこそ、高木塾 学園前校では、単語・文法・英文解釈を大切にしながら、最終的に大学入試の長文を自分の力で読める状態を目指して指導しています。

高3になってから「もっと早くやっておけばよかった」と気づくのではなく、高1・高2の今から準備する。

関関同立・産近甲龍、そして国公立大学を目指す高校生にとって、この地道な積み重ねこそが、受験学年になったときの大きな武器になります。

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