親の言葉に腹が立つ。その「腹が立った場所」に、伸びるヒントがある。

受験が近づいてくると、親から言われる一言一言にイライラすることがあります。

「もっと勉強したら?」
「そのままで大丈夫なの?」
「スマホ触りすぎじゃない?」
「本当にその学校に行けるの?」

言われた瞬間、

「分かってる!」
「うるさい!」
「今やろうと思ってた!」
「何も分かってないくせに!」

そう言い返したくなる。

でも、少しだけ考えてみてほしいことがあります。

なぜ、その言葉に腹が立ったのか

もし、言われていることが完全に的外れだったら、意外とそこまで腹は立ちません。

「いや、それは違うな」

そう思って終わることも多いはずです。

ところが、ものすごく腹が立った。
言い返したくなった。
聞きたくなくなった。

そんな言葉には、もしかすると自分でも気になっている何かが含まれているのかもしれません。

たとえば、

「勉強時間が少ないんじゃない?」

と言われて腹が立った。

でも本当は、自分でも「最近ちょっと勉強できていない」と感じている。

「このままで志望校に届くの?」

と言われて腹が立った。

でも心のどこかでは、自分自身も「本当に間に合うのかな」と不安になっている。

だから、刺さる。

受験が近づけば近づくほど、自分でも気づかないところで不安は大きくなっていきます。

その不安を親から言葉にされると、認めたくなくて反発してしまうことがあります。

腹が立った言葉を、一度書き出してみる

そこで受験生に一度やってみてほしいことがあります。

親に言われて腹が立ったことを、紙にそのまま書き出してみてください。

そして、一つずつ考えます。

「全部間違っているだろうか?」

ではなく、

「1%でも当たっている部分はないだろうか?」

と考えてみる。

たとえば、

「スマホばっかり触っている」

→ 確かに寝る前の30分はずっと見ている。

「勉強のスタートが遅い」

→ 塾から帰ってからダラダラしてしまうことがある。

「苦手科目から逃げている」

→ 数学が嫌で、得意な英語ばかりやっている。

こうやって分解すると、「親が正しい・自分が間違っている」という話ではなくなります。

大切なのは、自分を改善するための材料が見つかることです。

「反応した場所」に何かが隠れている

受験勉強では、自分の弱点を見つけられる人ほど強くなります。

これは勉強だけではありません。

模試で間違えた問題。
先生から指摘された勉強方法。
親に言われて腹が立った一言。

自分が強く反応したところには、何かが隠れていることがあります。

だから、反発してしまった自分を責める必要はありません。

その代わり、

「なんで自分は、あんなに腹が立ったんだろう?」

と一度考えてみる。

そこに、

「本当は自分も焦っている」
「やらないといけないと分かっている」
「成績が上がらなくて怖い」
「志望校に届くか不安」

という本音が隠れているかもしれません。

その本音が見つかったら、次にやることはシンプルです。

不安を、行動に変える。

単語を30個覚える。
数学の苦手単元を1つやり直す。
スマホを置いて1時間だけ集中する。
分からない問題を先生に質問する。

それでいいんです。

受験は、自分自身と向き合う時間でもある

高木塾学園前校では、単に「もっと勉強しなさい」と言うだけの指導はしたくありません。

なぜ点数が取れないのか。
なぜ勉強が進まないのか。
なぜ同じミスを繰り返すのか。
そして、本人は今、何に不安を感じているのか。

一つずつ分解して、一緒に考えていきます。

受験期は、親子ともに不安になります。

だからこそ、ぶつかることもあります。

でも、腹が立ったときこそ、

「なぜ、この言葉に自分は反応したんだろう?」

と考えてみてください。

反応した場所に、今の自分が向き合うべきものが隠れているかもしれません。

そして、それに気づけた瞬間から、受験勉強は少し変わります。

自分の弱さに気づくことは、弱いことではありません。
そこから行動を変えられることが、本当の強さです。

高木塾学園前校では、一人ひとりの「できない理由」を一緒に見つけ、受験までに必要なことを一つずつ積み重ねていきます。

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